ハワイでプリペイドSIMを試してみました。
持って行ったスマホは以下の2機種です。
スマホ:iPhone7 Plus(日本で購入したSIMフリー機 APPLE STOREで購入)
Moto X PLAY(日本で購入したSIMフリー機 BIGLOBEモバイルのセット端末)
実際に使ってみての使用感をレポートしたいと思います。
目次
プリペイドSIMの選択
ハワイ(アメリカ)でプリペイドSIMを提供しているキャリアはいくつかあります。
今回利用したのは、”ZIP SIM”と”h2O”の2つになります。
2つにした理由は、どちらも初めて使うので、トラブルが怖かったからです。
飛行機の機長と副機長が違う食事をとるのと同じで、トラブルがあってもどちらか一方で通信できればと考えてのことです。
この2つを選択した理由は、日本でSIMを事前に購入可能だからです。
ハワイでプリペイドSIMを購入するには、直接キャリアのショップへ出向くか、セブンイレブンなどのプリペイドSIMを販売しているお店に行くしかありません。
空港で購入できないのが難点で、空港からレンタカーを借りて移動する場合、スマホのナビアプリを使用したいときに困ってしまいます。
ZIP SIMとh2O SIMは、日本のamazonで購入することが可能なので選択しました。
ZIP SIM
ZIP SIMは、T-MobileのMVNO(日本だと格安SIMと言われているもの)となります。
もともとは、READY SIMという名前でしたが、ZIP SIMに変わっています。
amazonでは古いREADY SIMとして販売されていたりしますが、私はREADY SIMを購入して、届いたのがZIP SIMでした。
プランは複数あります
・500MB 7日間 25ドル
・1GB 14日間 35ドル
・1.5GB 21日間 45ドル
・2GB 30日間 55ドル
これらは、通話/テキストメッセージ/データ通信ができるSIMになります。
他にもデータ通信のみのプランも存在します。
SIMは自分で切り取るタイプ
スマホによって、SIMのサイズが異なりますが、このZIP SIMはサイズに合わせて切り取るタイプなので、事前に自分のSIMサイズを調べてそれ通りに切り取りましょう。
切り取ると言っても、指で押して切り離すだけですので、難しくはないです。
事前準備は不要
ZIP SIMについては、事前に準備することはありません。
登録などをする必要がなく、購入したSIMを挿すだけになります。
私はamazonで購入して、そのままハワイへ持って行きました。
iPhone7 Plusに入れて使ってみた
今回はお試しで500MB 7日間 25ドルのSIMを選択しました。
スマホはiPhone7 Plusになります。
飛行機内でSIMを交換しておき、ハワイに着いたら電源ON!でつながるはずが、うまくつながりません。
あれこれいじくっていると、プロファイルが原因であることがわかりました。
私は日本でMVNOのSIMを利用しているので、プロファイルがインストールされています。
このプロファイルが邪魔をしているようで、プロファイルを削除することで、無事に通信できました!
日本に帰った時には、またプロファイルのインストールが必要になるので、MVNOを利用している方は、ちょっと面倒くさいかもしれません。
ワイキキからコオリナ、ノースショアを訪れましたが、どこへ行っても通信は問題ありませんでした。
主にレンタカーのカーナビとして利用していたのですが、通信が途切れたりするようなことは一度もありませんでした。
500MBしかないですが、ハワイに来てスマホばかりで遊ぶことはないでしょうから、十分な容量だと思います。
実際、私は500MBを使い切りませんでした。
h2O SIM
h2O SIMと書いていますが、正しくはKDDI Mobile x h2Oになります。
AT&TのMVNOであり、ネットワークの強さがあります。
日本語公式サイトもあるので、そこからSIMを購入することも可能ですし、amazonなどで購入することも可能です。
h2Oのプラン
もちろん複数のプランが用意されているのですが、1/9現在はキャンペーン中のためか、アメリカ国内通話かけ放題、アメリカ国内日本宛てショートメール無制限、日本固定電話宛てかけ放題、データ容量無制限となっています。
もう、サービスしすぎですね。
30ドル、40ドル、50ドル、60ドルと4つのプランがありますが、意味ないです。
唯一違うのが、日本の携帯電話宛て国際通話時間ですが、データ無制限ならLINEやSkypeを使うと思うので、関係ないです。
契約する際に注意があります
契約する際に注意があります。ここが今回、SIP SIMと併用することを決めたきっかけです。
Webサイト上で情報を入力していきますが、個々のSIMに割り振られた番号を入力する項目があります。このとき、入力を間違えると他のSIMが登録されることになります。
つまり、自分が購入したSIMは契約済み扱いにされていることになるので、自分で契約しようとするとエラーになってしまうようです。
絶妙なタイミングで発生する現象だとは思いますが、万が一が起こると怖いので今回は保険をかけました。
SIMは自分で切り取ります
h2OのSIMも自分でサイズに合わせて切り取るタイプです。
事前にスマホのSIMサイズを確認して、切り取りましょう。
h2OはSIMの購入だけでは使えない
h2OのSIMを購入したからといって、挿せばすぐにつかえるわけではありません。
目的のプランを購入する必要があります。
日本語のサイトがあるので、そこから購入することが可能です。
ちょっと注意が、購入するためのSIM番号(?)を別の方が間違って使ってプランを購入した場合、自分のSIMは使えないようです。
現地で購入すれば、店員さんになんとかしてもらえますが、日本のamazonなどで購入した場合にはどうしようもないと思います。
実際、他の方のブログを参照していると、うまくいかなかった例が出てきます。
MOTO X PLAYに入れて使ってみる
今回はh2O SIMとMOTO X PLAYの組み合わせで使ってみました。
飛行機内でSIMを交換しておき、空港についたら電源オンします。
こちらは何もすることなく通信できました。
Android端末はプロファイルのインストールなどが不要(?)なので、電源入れるたけで簡単につながりました。
当時は、月30ドルの1Gプランを選択していましたが、6泊くらいでは1Gも使い切りません。
MOTO X PLAYはウチの奥様が使っていましたが、道を調べたいり、お店の情報を調べたりするくらいなので、トータルで400MBくらいしか使いませんでした。
ワイキキ、コオリナ、ノースショアとどこでも通信が切れることはありませんでした。
今後はプリペイドSIMにしよう
今回2つのSIMを使ってみて、どちらも問題無く使えました。
今後ハワイを訪れる際にはプリペイドSIMを選択しようと思います。
端末はグローバルで販売されているものをオススメします。
スマホには対応通信帯域があるので、自分の持っているスマホと、利用するSIMを取り扱っているキャリアの通信帯域を確認しましょう。
iPhoneなんかは世界中で販売されているので、ほとんどの帯域に対応しています。
ハワイはアメリカなので、アメリカで販売されている端末であれば対応していると思いますが、日本仕向けようにカスタムされている可能性もあるので、注意が必要です。
プリペイドSIMにすると、モバイルWiFiルーターを持ち歩くことがなくなるので、観光で動き回る方には、ぜひ使っていただきたいです。