シンガポールでの移動手段
シンガポール旅行(SFC修行の一環)を個人手配で行ったので、空港からホテルなどの交通手段を調べました。
今回利用したのは
・タクシー
・地下鉄(MRT)
・モノレール(セントーサ・エクスプレス)
・Uber(ウーバー)
です。
目次
タクシー
タクシーは、自由に行動できるので便利です。
シンガポールのタクシーは、日本と比べると料金が安いので、利用しやすいです。
今回利用した区間は、
チャンギ国際空港→オーチャード市内のホテル
ホテル→シンガポール動物園
ホテル→チャンギ国際空港
になります。
ロケーションチャージ
シンガポールのタクシーは、出発する場所によって割増料金がとられます。
チャンギ国際空港からオーチャード市内までの利用だと、大体$30くらいになります。
空港から利用する場合は、運賃とは別に空港利用料として$3かかります。
ロケーションチャージと言って、他にもマリーナベイサンズ発で日曜/祝日の6時~17時に利用すると$3かかります。
また、セントーサ島から利用すると日時にかかわらず$3かかります。
今回の目的地に対して調べた結果ですので、他にもあるかもしれません。
ピークタイムチャージ
シンガポールのタクシーは利用する時間によって、割り増し料金がとられます。
名前の通り、混んでいる時間帯に徴収される割増料金になります。
平日の6時~9時30分に利用すると、運賃の25%が割り増しになります。
また、18時~24時の利用にも、運賃の25%が割り増しになります。
ちなみに、0時~6時は50%の割り増し料金になるので、インパクトが大きいです。
例えば、私の利用したANAだと朝6時くらいにシンガポールに着きます。
今回、チャンギ国際空港からホテルまではタクシーを利用したので、25%の割り増しになっていまいました。
わかっていたのですが、結構取られたなという感覚になります。
シンガポールのタクシーはメータ制になっていますが、これらの割り増し料金はメーターに表示されません。
メーターが止まってから計算されるので、メーターで安く表示されていても、割り増し分が加算されていないので、油断禁物です。
今回、チャンギ国際空港からホテルまで、$35ほどでした。
利用した時間は朝7時30分くらいです。
運賃の支払い
支払いは現金がオススメです。
カード決済も可能ですが、手数料を取られてしまうため、割高になってしまいます。
一部のタクシーでは、後述するEZ-Linkカードも利用できます。
余談ですが、シンガポールのタクシーはヒュンダイとシボレーが多かったです。
たまにプリウスなどの日本車も走っていました。
MRT
シンガポールの交通手段として、MRT(地下鉄)があります。
日本と同じように、路線が色によってわかりやすくなっていますので、日本で地下鉄を利用しているかたなら迷わないと思います。
乗車運賃は、日本のSuicaのようにICカードを使い、スタンダードカードとEZ-Linkカードがあります。
スタンダードカード
まずはスタンダードカードです。
見たところ厚紙ですが、ICチップが入っており、目的の駅までの運賃をチャージして使います。
1カードで6回までの乗車で使うことが可能です。
購入時、デポジットとして¢10が運賃に含まれるかたちでとられます。
このデポジットは、3回目の乗車で運賃から¢10引かれることで戻ってきます。
また、最後の6回目の乗車時に、運賃から¢10割引きになりますので、短期滞在かつMRTの乗車が6回以内ならこのスタンダードカードが使いやすいと思います。
EZ-Linkカード
続いて、EZ-Linkカードです。
日本のSuicaやPASMOと同じだと思って下さい。
料金をチャージして使います。
カード購入代金は$12です。
$5がデポジットで、$7が運賃として使えます。
駅の窓口で購入することが可能ですので、チャンギ国際空港から市内へMRTを使って移動する場合は、チャンギ国際空港の駅窓口で購入しましょう。
今回、私は2泊3日の短期滞在でしたので、スタンダードカードを利用しました。
丁度6回で使い切ることができました。
1回目:オーチャード市内からセントーサ島手前まで
2回目:セントーサ島手前の駅から、ガーデンズバイザベイの最寄り駅まで
3回目:ガーデンズバイザベイの最寄り駅からオーチャード市内まで
4回目:オーチャード市内からマーライオン近くの駅まで
5回目:マーライオン近くの駅からマリーナベイサンズの最寄り駅まで
6回目:マリーナベイサンズの最寄り駅から、オーチャード市内まで
オーチャード市内の駅:オーチャード駅(Orchard)
セントーサ島手前の駅:ハーバー・フロント駅(Harbour Front)
ガーデンズバイザベイの最寄り駅:マリーナベイ駅(Marina bay)
マリーナベイサンズの最寄り駅:マリーナベイ駅(Marina bay)
マーライオンの最寄り駅:ベイフロント駅(Bayfront)
実は、EZ-linkカードも入手しています。
ユニバーサルスタジオシンガポール(USS)のチケット購入のおまけでくれました。
トランスフォーマーのバンブルビーが描かれているカードです。
EZ-Linkカードは発行から5年間使えるそうなので、次のシンガポール旅行で利用したいと思います。
モノレール(セントーサ・エクスプレス)
ユニバーサルスタジオシンガポール(USS)のある、セントーサ島へ行くには、タクシーや徒歩などの手段がありますが、
モノレールで行くことも可能です。
まずは、MRTでハーバー・フロント駅まで行きます。
改札を出ると、ショッピングセンター VivoCityの中を上まで登っていき、モノレールのチケットを購入します。
チケットは$4になります。EZ-Linkカードでも乗車することが可能です。
私はEZ-Linkカードを持っていなかったので、$4でチケットを購入しました。
またまた紙のチケットですが、ICチップが入っているようで、改札でタッチして入場します。
セントーサ・エクスプレスは、2両編成のモノレールで、座席はありません。
結構揺れるので、自身が無い方は吊革などにつかまるか、壁際に寄っかかりましょう。
このチケットはセントーサ島への入島料も含まれているので、一度改札を通ってセントーサ島内へ入れば改札にタッチする必要はありません。
自由に乗り降り可能となっています。
ちなみにUSSの最寄り駅は、1つ隣の駅です。
Uber
シンガポールではUber(ウーバー)を利用することが可能です。
日本ではタクシー業界の反発にあって侵透しませんでしたが、シンガポールでは利用することができます。
Uberは配車サービスなので、自分のいる位置に車を呼ぶことができます。
目的地は配車を依頼するときに入力するので、いちいち説明する必要がありません。
ただし、Uberのドライバーが目的地を確認してくることがあるので、答えてあげましょう。
料金は事前に見積もられた料金になります。
需要と供給の問題で、料金は変動していますが、一度決めた料金を超えることはありません。
Uber利用者が多いところは、車が不足するので高くなります。
私はシンガポール動物園からホテルまでを利用しました。
アプリで配車依頼をするのですが、ちょうど近くに車があったので10分ほどの待ち時間で乗車できました。
Uberはドライバーを評価することができるので、予約時にドライバーの評価を確認することができます。
車はタクシーよりもキレイな印象でした。
また、ドライバーさんがおしゃべりな方だったので、やたらと話しかけられました。
おそらく評価のこともあって、愛想よくしているのでしょうか。
英語が苦手な方は、結構しんどいと思います。
そういう私も英語は苦手なので、苦労しました。
適当に答えていると、そのうち話しかけるのを止めて(諦めて?)くれたので、ホテルまでちょっと寝てしまいました。
猟奇の支払いは登録したクレジットカードが一般的で、降車時に支払う必要はありません。
降りるとメールで領収書が送られてきます。
ちなみに、現金払いも選択可能だったので、今回は現金で支払いました。
$15.6で、ホテルからシンガポール動物園まで利用したタクシーが$16なので、少し安かったです。
シンガポール動物園のタクシー乗り場が混雑していたので、Uberにして正解でした。
最後に
シンガポールはタクシーの料金が安いので、非常に利用しやすく思えますが、いろいろと割り増しになる可能性があることに注意が必要です。
MRTは待ち時間がほとんど無く、すぐに電車がくるので便利です。
主な観光地にもMRTを使っていくことができますし、料金も安いので、MRTで行けるところはMRTの利用をお勧めします。
セントーサ・エクスプレスは、2両編成で混んでいますが、平日であれば日本の満員電車ほどではありません。
周りの人と当たってしまうこともありますが、気になるほどではないです。
Uberを今回初めて利用しましたが、便利ですね。
治安がいい国なら積極的に利用していきたいと思います。